小山城 |
別名 | |
所在地 | 桑名市多度町小山字中ノ谷2716 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀、石積み |
現状 | 山林 |
築城年 | 永禄年間(1558-70) |
築城者 | 高井民部少輔 |
歴代城主 | 高井 |
形式 | 山城(比10m) |
訪城日 | 2006/8/5 |
おやまじょう |
国道258号「香取南」信号を西へと県道5号に入り、500m程西進し近鉄養老線を高架で越えてから最初の信号を左折します。そのまま道なりに800m程南下すると自治体の消防施設みたいなものがあります。ここから右手前方に見える山が城跡です。城跡へは、ここからすぐの1つ目の路地を右折し、少し歩いていくと、民家と民家の間に右手に入っていける細い道があります。この道が山へと続いているのでそこから城跡へ入ります。車は、消防施設の横に集会所があるので、ここに停めると良いでしょう。 |
昨年末、このお城を訪れたらボス猿を筆頭に、猿軍団に襲われた私。どうもこの山に猿が住んでいる訳ではなく、収穫物があるとやってくるらしい。ということで、この時期は山に猿がいないとのことで、意を決して?訪れてみました。城跡への入口は2ヵ所ありますが、正面から入って、右脇から出てくるように回りました。このお城は空堀が巡っているのが良く分かりますが、更に素晴らしいのは枡形虎口。2段階に折れ曲がった虎口はかなり巧妙な作り。主郭は竹林となって見難いものの、土塁が巡っているのが良く分かります。虎口付近に石積みもあり、全体的によくまとまっていて見応えのあるお城でした。 |
永禄年間(1558-70)、高井民部少輔が居城した。永禄10年、織田信長が侵攻したため滅んだ。 |
遠景 |
登城口(民家の間の道を行き、畑を越えた正面に登り道あり |