城跡の地図
富永館
別名 殿屋敷、富永城
所在地 松阪市飯高町富永字殿林
遺構等 曲輪、土塁、堀切
現状 山林
築城年
築城者 鳥屋尾右近将監
歴代城主 鳥屋尾
形式 居館(比30m)
訪城日 2007/12/16
【道案内】


【感想・メモ】
とみながやかた
【歴史】
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国道166号「川俣橋」で福本川を渡り、300m程南下して右折します。すると、直心寺があります。このお寺の南西の林が館跡です。お寺に駐車させて頂きました。
民家の背後が館跡で、2段の曲輪があります。城跡のすぐ北側に溝がありますが、この北側上段にも曲輪があります。土塁は何となく面影を感じられる所もありますが、堀切は確認できませんでした。
鳥屋尾右近将監が居住した。北畠具親が挙兵の際に拠った川俣谷の中央にあり、東〜南は櫛田川が蛇行し、北には福本川が櫛田川に合流した地に築かれている。天正5年(1577)川俣谷合戦の際、織田信雄の家臣・日置大膳亮らによって、赤桶城九曲城がまず落とされ、続いて峯城が攻め取られ、鳥屋尾右近将監が守る富永城も落ちて、ついに森城に拠った具親は安芸の毛利氏を頼って落ちのびたと言われる。