静岡県のお城
つつみじょう
堤城
別名
所在地 静岡県菊川市(小笠町)下平川字堤
遺構等 曲輪、土塁、堀切、碑
現状 神社、茶畑
築城年 永正年間(1504-21)
築城者 松井左衛門尉信薫
歴代城主 松井
形式 平山城(比29m)
登城時間 駐車場から主郭まで3分
千畳敷
訪城日 2013/1 感想
【道案内】 出丸の地図 千畳敷の地図
出丸
県道37号「城山下」バス停のすぐ南の路地を東へ入ると道沿いに堤城址の標柱があります。この標柱を左へ入ると出丸となり、直進した城山霊園の北東が千畳敷(本丸)です。車は城山霊園に停めました。
【感想・メモ】
出丸は城山と呼ばれ、神社が鎮座しており、眺望が良く富士山も見られ、東側に堀切があります。千畳敷(本丸)へは強引に山を直登したら、ナント目の前は茶畑が広がってました。茶畑に「堤城 千畳敷址」の石碑があり、この北東端に大堀切があります。
【歴史】
永正年間(1504-21)、松井左衛門尉信薫が築城した。松井氏は、南北朝期から今川氏の被官となっていた。堤城は戦乱に巻き込まれる事もなく、信薫の後、城主となった弟の宗信が、享禄2年(1529)、二俣城主として移ったため、廃城となった。
参考資料
『静岡の山城ベスト50を歩く』加藤理文 ・中井均(編)/サンライズ出版
『静岡県の中世城館跡』静岡県教育委員会
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