足利氏館　ちえぞー!城行こまい

別名	鑁阿寺館
所在地	栃木県足利市家富町2220
遺構等	曲輪、土塁、空掘、碑、説明板
現状	鑁阿寺
築城年	平安末期
築城者	足利義兼
歴代城主	足利
形式	館
訪城日	2005/7/23	感想	◎

ＪＲ両毛線「足利駅」から北東へ約７５０ｍ。「鑁阿寺」一帯が館跡で、お寺に参拝者用駐車場があります。

鑁阿寺を一周したのですが、水堀が巡り、土塁もあるし、門も残っていて、本当に素晴らしい！こういう所で、一日のんびり過ごすのもいいなぁって思いました。

八幡太郎義家の子・源義国が開発した私領を寄進したのが足利荘といわれる。義家の孫・義康が足利氏を名乗り、足利荘に館を構えた。２代目義兼は源頼朝の挙兵にいち早く応じ、北条時政の娘を娶り、足利荘を安堵され、鎌倉時代の名族となった。義兼は建久６年(1195)出家し、法名を鑁阿と称した。翌建久７年、邸内に持仏堂を建て、３代目足利義氏が堂塔伽藍を建立し、足利一門の氏寺とした。この持仏堂が現在に伝わる鑁阿寺である。宝治２年(1248)足利義氏が寺院としての規模を整え、館から寺へと変貌していった。