福岡県のお城 こくらじょう
小倉城
別名 勝山城
所在地 北九州市小倉北区城内
遺構等 復興天守、曲輪、石垣、櫓、門跡、掘、説明板
現状 勝山公園
築城年 慶長7(1602)
築城者 細川忠興
歴代城主 細川、小笠原
形式 平城
登城時間
訪城日 2013/5/1 感想
【道案内】 城跡の地図
JR「小倉駅」から南西へ約800、JR「西小倉駅」から南へ約400mの勝山公園一帯が城跡。勝山公園の南西(松本清張記念館の北)に有料駐車場があります。
【感想・メモ】
お城の周辺はかなり都会ですが、天守がある付近から東側の庭園にかけては、まるで時間の流れが緩やかになったように感じます。高い石垣に白い城壁が美しい!
【歴史】
永禄12年(1569)毛利氏が築城し、その後、高橋鑑種や毛利勝信が居城した。慶長5年(1600)関ヶ原合戦の戦功で細川忠興が入国し、慶長7年(1602)から7年もの歳月をかけて近世城郭へと大改修した。寛永9年(1632)、細川忠利が肥後熊本へ転封となり、替わって播磨明石から小笠原忠真が15万石で入封した。小倉小笠原藩は、将軍・徳川家光から九州諸大名監視という特命を受け、その任務は幕末まで続いた。しかし、幕末になると、小倉は長州を攻める第一線基地となり、慶応2年(1866)第二次長州征伐で、小倉城に自ら火を放ち、藩庁を田川郡香春へ移した。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行

槻門

井戸
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