島根県のお城 あらわいじょう
荒隈城
別名 洗合城、洗骸城
所在地 島根県松江市国屋町
遺構等 説明板
現状 天倫寺、宅地
築城年 永禄5年(1562)
築城者 毛利元就
歴代城主 毛利元就
形式 丘城
登城時間
訪城日 2013/4/22 感想
【道案内】 城跡の地図
一畑電車北松江線「松江しんじ湖温泉駅」から西へ約700mの天倫寺を目指すと良いでしょう。お寺に参拝者用駐車場があります。
【感想・メモ】
城域は広かったようで、天倫寺は東端となり、主郭は天倫寺から北西へ400m付近のようですが、住宅街となり遺構はありません。お寺の入口に説明板があります。お寺の背後は高台になっています。ここから宍道湖の夕日を眺めました。
【歴史】
永禄5年(1562)、中国平定を目指す毛利元就は荒隈城を築き、月山富田城攻めの前線拠点とした。元就は、宍道湖北岸を東進して鳶ヶ巣城から本拠を移した。前面に宍道湖を眺められるこの地は見通しがきく、兵や物資の輸送に便利、中海と宍道湖を結ぶ水道をおさえられる、尼子氏の支城・白鹿城を攻めるのにも絶好であるといった理由からであった。
参考資料】
『島根県中近世城館跡分布調査報告書(出雲・隠岐の城館跡)』島根県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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