城跡の地図
亀山城
天正18年(1590)、秀吉の小田原攻めが終わり、岡本宗憲が亀山城主(若山城のこと)となったが、城が狭く腐朽もひどかったので、東南の丘陵地に新城を築いた。慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いで宗憲は西軍に味方したため、戦後は三宅康貞が守備した。その後、城主は入れ替わり、寛永9年(1632)、幕府が堀尾忠晴に丹波亀山城の修築を命じたが、忠晴は伊勢亀山城と間違え、城主・康盛に天守閣を解体させた。その後、間違いに気付いたが、取り壊した天守閣は復旧を許されなかった。その後も城主は入れ替わり、最後は石川氏が11代続いて明治を迎えた。
【歴史】
城域はかなり広かったようで、あちこちに門跡等を示す標柱や説明板があります。歩いて散策したほうがいいかも?でも、最大の見所は、やはり多聞櫓と石垣ですね。
【感想・メモ】
別名 粉蝶城
所在地 亀山市本丸町
遺構等 多聞櫓、石垣、外堀、天守台、碑、説明板
現状
築城年 天正18(1590)
築城者 岡本宗憲
歴代城主 岡本、石川
形式 平山城
訪城日 2004/2/28
【道案内】

かめやまじょう
石坂門の石垣
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JR関西本線「亀山駅」から北へ約600m。亀山市役所の西側、亀山公園の南側一帯が城跡です。
石垣と多門櫓