中尾生城
【道案内】
城跡の地図
国道152号「秋葉トンネル」を北へ抜けて500m程北上して左折し、県道361号に入ります。2.5km程西進して市ノ瀬集落が左折となる所から更に300m程直進して右折します(案内有)。400m程上がった右手にお城の案内があり、ここから登ります。登城口付近に駐車スペースがあります。


登城口から6分程登ると林道に出るのですが、途中林道が上に見えるものの道がよく分からず少し直登しました。林道に出ると、すぐ上に赤い鳥居が見えます。この鳥居から更に12分程登ると主郭西の空堀に出ます。一応道はありましたが、夏は藪で見えにくくなりそうな雰囲気です。この空堀を主郭北〜北東へ回りこむと竪堀が2本見えました。主郭は神社が祭られており、南と東には土塁があります。主郭南東に二郭があり、ここから南と東の下方に曲輪が続くようなのですが、東側は見えませんでした。南は遠くに曲輪が見えたものの、あまりの急斜面に下りることができませんでした。また主郭西から西方を見ると、谷を隔てた先に曲輪があるようですが、こっちもパスしました。
【感想・メモ】
別名 中日向城、中日尾城
所在地 天竜区龍山町大嶺字中日向
遺構等 曲輪、土塁、堀切
現状 山林
築城年 南北朝期
築城者 天野氏
歴代城主 天野、二俣、向坂、奥山
形式 山城(比160m)
登城口から主郭まで約20分
訪城日 2008/3/22
なかびうじょう
TOPページへ

登城口

【歴史】
南北朝期に天野氏の出城として築かれた。戦国期には今川氏の北遠江における拠点として重視され、天方城掛川城二俣城光明城犬居城と共に重要視された。享禄2年(1529)には二俣近江守が、天文4年(1535)には向坂長能が城主となっている。永禄11年(1564)、奥山兵部丞・左近将監父子が今川氏に城の普請を命じられている。